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算数はRPG。構成する3つのストーリー
RPGの3つのストーリーを積み上げながら、学習するのが算数のコツ
- 位
- 単位
- 図形
算数が積み上げ型のRPGであるために、基礎が分からないと、次も分からない。しかもその基礎は、学年を超えて、学んだことであるということを頭に置いておくだけで、算数の「分からない」「解けない」を「分かる」「解ける」にできる解決策が取れるのです。
子どもが不得意な5単元。単元毎の対策法を説明
- ワースト1:2-3桁の位の理解(=位)
- ワースト2:図形の組み立て・立体の基礎(=図形)
- ワースト3:単位、目盛りの読み方(=単位)
- ワースト4:文章題
- ワースト5:円と半径、直径の理解(=図形)
子どもがつまづく、今後のためにしっかり理解をしておくべき単元への取り組み方がじっくり、例題と共に書かれています。ここで気づいたのは、小学1~3年、特に小学2年生に、この単元が集中していること。公文で学ぶ計算以外に、じっくり取り組むべき内容があるのです。計算の「早い=善」を刷り込みすぎると、文章題にじっくり取り組まなくなるというマイナスもあるようです。公文のよさを理解しつつ、公文だけではダメで、文章題を音読で解く、式をつくらせるを、二人三脚でやらなきゃ、面倒くさいけど、と思っています。
小学1年生
単位、文章題
小学2年生
単位、図形、単位、時間、文章題(→全部ですね!)
小学3年生
図形、時間、文章題
「宿題しなさい」ではなく、「宿題手伝おうか?」と声をかける
やっぱり子どもの勉強は、一人でやらせちゃダメなのかーー
宿題はその内容ができる子にとっては既に分かっているので意味がなく、その内容が分からない子にとっては一人で解けない。算数に限らず、宿題を一人でやらせない。
毎日の宿題を見てあげるのは面倒くさい?それなら、子どもが宿題をやらないことをとやかく言ってはいけないように思います(大人が面倒なことは子どももやりたがらなくて当然)
『理系が得意な子の育て方』
やはりこの本でも、ママが勉強を子ども一人でさせてはいけないと書いてあります。いやいや、ワーママ、しかも残業・休日出勤を抱えて、どうやってやるのか、ちょっと頭を抱えています。家事なんてそもそもちゃんとやってないので、そこからの捻出もできませんし。
【まとめ】こんなママに読んでほしい
- 子どもが算数が苦手と悩んでいるママ
- 子どもを算数得意にさせたいママ
- 子どもを理系に進ませたいママ
購入おすすめ度 ★5(マストバイ。全てのママのバイブルです)
購入おすすめの理由
算数が得意であれば、今後のあらゆる試験のアドバンテージになります。自分の子どもが算数を不得意にしないよう、マストバイな1冊です。学校では、その子の何が分かっていないか、その理解度に合わせて、学年を超えて、教えてくれることはなかなかできないでしょう。学年を超えて、分からないぶぶっまでさかのぼって教えてあげられるのは、親だけです。不得手単元をどう克服するとよいかも、詳しく書かれている本なので、おすすめです。
他の方のレビューはこちら(TBD)
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