国語の教育本に散りばめられた勉強法
自己流で始めた、もうすぐ小学生になる息子の漢字学習。繰り返し繰り返し、DVDとドリルを使って、数か月がたち、スムーズに進んでいる印象をもっています。
一方で、最近考え始めた読解力の習得方法。その読解力ブラッシュアップの方法を探るべく、読み始めた教育本の数々のなかで、漢字練習のTipsがでてきているので、我が家の実践方法の改善のためにも、一度まとめておきます。
金子式~音読みと訓読みのダブルアプローチ~
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我が家は、DVDを見ながら、小学1年生の漢字80文字を一気に、ザクッと頭にいれさせて、その後、それらの漢字の熟語の読み書き学習に入っています。
『中学受験 金子式「声かけ」メソッド 最速の国語読解力』には、熟語は知っていても、その漢字の訓読みが苦手な子が多いとありまして、まさに今のうちの子です。まだ熟語しか知りません。
漢字は音読み(熟語)と、漢字の意味をあらわす訓読みをつなげる意識をもちましょう
そうすると、漢字の意味が理解できる~
『金子式「声かけ」メソッド 最速の国語読解力』
子どもへの説明では、休日の休は、休むの休と説明はしていても、その記憶定着の練習はしていませんでした。本当は、先にその漢字と、その漢字の訓読みを理解し、覚えて、その後に熟語(音読み)の種類を増やすというのが、あるべき勉強法でしたね。
まさに、この図です
声かけポイントは「その漢字の訓読み知ってる?」
学校を卒業して●十年もたったのち、漢字の訓読みと音読みに出会うなんて、何だか新鮮です。
金子式のもうひとつのTips「10回書けは意味がない」は、今の理解と合致。安心しました。
出口式~漢字は言葉。漢字を勉強しながら、日本語の勉強を~
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漢字を言葉として使いこなす力をつけるために、漢字は読み、書きを覚えるよりも、意味とその使い方が大事と説いている出口汪先生。
漢字は必ず例文の中で覚えることが大切です。
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』
さらに、漢字の読み方が使い方によって変化すること、日本語の語順・文型の理解と感じ練習を組み合わせるなどにより、漢字を使って、頭を使う習慣をつけることが勧められています。奥が深いんですね、漢字って、と感心しきりです。
『出口先生の頭がよくなる漢字』シリーズがあるんですね。出口先生のYoutubeでは、少し難しいので、ひと学年前から始めることをお勧めしていました
ふくしま式~必携の本を紹介~
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『ふくしま式 難関校に合格する子の「国語読解力」』では漢字の勉強法にはあまりふれていません。コラムに漢字学習に必携の本が紹介されています。
『小学漢字1006字の正しい書き方』
小学校教師時代、私はこの本を全保護者に推薦していました。今は塾の教材として採用しています。
『ふくしま式 難関校に合格する子の「国語読解力」』
まとめ
- 漢字は訓読み、音読みを一緒に学び、意味を理解する
- 例文で覚えて、使える日本語にする
- 10回書けばいいもんじゃない
- 漢字の復習と日本語力の両方を学ぶ、ステップアップ版勉強も有効
我が家で利用したDVDを見直したところ、漢字の意味を絵で見せながら、主に訓読みを紹介していました。ですので、後は例文の中で、訓読みを定着させながら、熟語の読み書きもさせることにします。
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