こんにちわ、こうママです。教育の現場のプロの話は、とても具体的で役に立つ内容がいっぱいです。
麹町中といえば、宿題を廃止したことで有名。この本を読めば、なぜ止めたのか、宿題の代わりに何をしたのか、分かります!
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これから必要になるのは、当たり前を疑う習慣をもつこと
親や先生から言われたことをそのまま守るのではなく、「なんでそんなことをするんだろう?」「もっと効率的な方法はないか」と探る力が必要になります
『子どもが生きる力をつけるために親ができること』
「言うことを聞く子どもほど危機感を持とう」というまとめから、言いつけを守らなくても困る、言いつけを守ってもだめ、ってどうしたらいいの?というのが最初の感想でした。しかし、いくつもの教育本を読んだ後に、もう一度ここを読むと、「思考を停止させず、親のいうことでも、疑ってかかる、さらに良い方法がないかを考える」ことが大事だと言っていると分かります。まさに「考える力」の需要製です。
子どもたちにとって大切なのは、自分にあった効率的な学びの方法を見つけること
『子どもが生きる力をつけるために親ができること』
大人が宿題を与えたり、塾に行かせたりすることは、子どもが自分に合った学習方法を試行錯誤する機会を奪うことになるとあります。ここでも、親が与える、教えるばかりでなく、自ら「考える力」をもって、見つけなさいとあります。
家庭学習の習慣は、子どもの時間を奪うだけ
『子どもが生きる力をつけるために親ができること』
宿題を廃止したことで有名な麹町中。学習の目的は「わからない」ことを「わかる」ようにすることであり、宿題はできる子にとっては無駄な時間になり、できない子にとっては分からない問題を一人で解かなければいけないので、難しすぎるのです。ここでも、先生や塾がやれといったから、とその目的を考えずに、やったとしても、時間のムダになりうる、自分が何を分からず何をすべきなのかを考えなさいという、またまた「思考を停止させず、自ら考えろ」と言っているのです。
これは、会社でも本当は同じことですよね。社長が言っているから、上司がやれと言ったから、何も考えずに業務をこなす、これこそ思考停止です。考える力は、どんな場面でも、必要なのです。
子どもであっても、より効率的に自分の「わからない」を解決できれば、子どもの特権であるのびのびとした時間をすごしていい、と書かれています。
「読解力」より「伝える力」を磨こう
『子どもが生きる力をつけるために親ができること』
え?って、なりました。読解力をあげるために本や新聞を読むように進めるばかりでなく、発信の力が大事。子どもたちが他者意識を持ち、「伝える力」に磨きをかけるよう、書かれていました。この伝える力も、論理的な日本語を書く・話す力を求められているわけですから、やはり国語力が大事になるという話につながります。
【まとめ】こんなママに読んでほしい
「考える力」って、なんで大事なんだろうと思っているママ
宿題の取り組み方に疑問を持っているママ
購入おすすめ度 ★3(一読をお勧めしたい)
購入おすすめの理由
だいぶ前に買った際には、それほどささらなかった本でも、新たな知識を得た後に読むと、新たな発見がありました。子どもの成長が進んだのちの読むと、また新たな発見がありそうで、今から楽しみです。ここでも「考える力」と「国語力」が重要だという話になりました。
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