目次
感動モノ!全てのページが価値ある情報であふれてる
|
こんにちは、こうママです。
さて、国語はコスト削減で、いったん公文に通わせないという決断をしたので、「国語っていったい何をすればいいんだろう?と考えだしたのは、息子が年長さん2月の時。書きの基本になる、ひらがな、カタカナ、漢字の習得は必須として、他にぱっと思いついたのは、読解力のトレーニング。読解力は、やっぱり読書だ!本の読み聞かせをもう少し真面目にやって、音読させていれば、よいのかしら。親の読書習慣も大事なので、スマホばっかりではなく、もっと私も本を読まなくては、そんなことを考えていました。
ふと、頭に浮かんだのは、「「読書」の目的ってなんだろう?」「読書さえすれば、読解力って身につくのか?」「そもそも読解力ってなんだろう?」ということ。国語力を身につけるための教育本をいくつか手にとりまして、本書はその中の1冊『ふくしま式難関校に合格する子の「国語読解力」』でした。
最初の感動は「国語力」「読解力」「論理的思考力」の明快な定義
『ふくしま式難関校に合格する子の「国語読解力」』では、ふくしま式の著者 福嶋隆司さんは最初にガツンと読書の勘違いを指摘してくれます。
「いわゆる読書は多読のこと。量を優先した読み方。一方、国語のテストで求められるのは精読力。意図的な精読の練習を積まないかぎり、成績は上がりません」
確かに、そうかもしれない。この後に、国語力とは、読解力とは、論理的思考力とは何かの定義が続きます。ここをしっかり理解することで、国語の成績アップに、読書=多読ではない、書く力と読む力のブラッシュアップが必要であると受け止められるのです。
とても共感できる内容なのに、読んだことがないと、自ら整理は絶対できないので、本書はバイブル的にいつも思い出すべき一冊になりました。
「書く力」が身につく10の方法と10の習慣
「この力をつけるべき」方法と、「具体的に行うべき」習慣のなかで、自分がこの後実践するために、まずは10の習慣を分類してみました。ここでも分かるように、問題を解く前に行う基礎力強化に大事な内容がこの本では書かれています。
1.すぐに取りられる習慣
- 「原稿ノート」は必須アイテム:字数感覚が身につく
- 罫線ノートNG:句読点が消える。やっぱり「原稿ノート」が必須
別の項目になっていましたが、やることはひとつ。作文は、短文でも「原稿ノートを使う」という話。
これなら誰でもすぐに、簡単に取り入れられます。
2.日常生活に取り入れてトレーニング
- 「つまり?」「たとえば?」を口ぐせにする
- 会話の中に「反対語は?」を取り入れる:反対語は?音読み訓読みで対義語知識
- 因果関係をつかむカギは「なぜ?」:だから、なぜなら、なぜを意識
- 二文で完結:「文を短く切って話しなさい」
もうすぐ1年生になる息子に、つまり?といったけど「???」でした。例えばの方が分かるみたい。反対語は?ならいけるかなぁ。少しづつ生活の中の会話に取り入れていきます。忘れそうなので、寝る前とか、出かけた時の電車の中、駅まで歩くときなど、決めるのがよいかもしれないと思いつきました。
3.おうち学習でそのうち絶対やるつもり
- 二文で完結:口頭でもできちゃう。接続語を使った2文の作文練習
- 「名詞化する力」を身につける:体言止めの文章つくり
接続語の練習は3種類。接続詞を使った2文をつくるところから。ただ、自分がやろうとしても、直ぐに思いつかない。ということは、息子も「??」となるだろう。せめて、最初の文だけでも、提示するのがいいのかな。実はこれを鍛えるドリルやプリントはあるかもしれないですね。探してみます。
1.言いかえる力
「つまり(要するに)(まとめていえば)」「たとえば」
2.くらべる力
「それにたいして(一方で/しかし/でも)」
3.たどる力
「だから」「なぜなら」
4.子どもの理解度・能力に合わせて、必要に応じてやるつもり
- 思いつくまま書かせない:抽象度を揃える
- 模範解答の書き写し:いろんなやり方で独自性も発揮しつつ
- 会話の中に「反対語は?」を取り入れる:音読み訓読みで対義語知識
- 書きの体力測定:教科書書きうつし
これらと同様の濃さで、「読む力」をブラッシュアップする10の方法、10の習慣が本に書かれています。すごくないですか!!!さらに「語彙力」を高める5つの習慣が掲載されています。
【まとめ】こんなママに読んでほしい
- 1年生から6年生のママ全員
- 国語が苦手な子どもに悩むママ
- 国語が苦手な中学生・高校生
購入おすすめ度 ★5(絶対買うべき。手元に置いておくべき)
購入おすすめの理由
読解問題を解く、記述回答を作る上での基礎固めに効く1冊。この本に書いてあることの実践をコツコツ行うことで、国語が得意になること間違いなし。実践記録・効果も今後お伝えしたい。「ふくしま式」のファンになりましたので、「ふくしま式」の問題集もそのうち購入します。
Amazonレビューはこちら
コメント